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地球の生命が生まれたところは泥火山か 新説発表

ByRem York Maash Haas

10月 28, 2011
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この写真が、地球上の存在する生命のはじまり。
グリーンランドの泥火山ですが、ここで最初の単細胞生物が生まれたというのが、最近発表された新説です。

生命のはじまりを生んだ場所というのは、今までは深海の火山であるというのが定説でした。
38億年前、その海底火山から水素、メタンなど、生命の環境に必要なものが排出されたというものです。

しかし、これは実際に生命を生み出すには、酸性すぎるようです。
フランス、リヨンの地質学研究室のチームは、いくつかの鉱床を調べ、「Serpentinite(蛇紋岩)」といわれる岩が、生命の鍵となる岩だと発表していました。

そして、そのSerpentiniteの出る条件が、西グリーンランドにあることも突き止めました。
イスアと呼ばれるエリアに泥の火山。
温度は100度〜300度で、酸性すぎず、成分は生命の誕生に完璧なミックスでした。

全米科学アカデミーの発表によると、これは単細胞生物に進化するタンパク質分子のために理想的条件。
主任研究員マリー・ロールポンスによると、「イスアの泥火山が原始の地球生命体誕生に特に有利な条件を持っている」と断言しています。

もしこの説が本当ならば、この泥火山で数百年かけて、単細胞から多細胞生物と変化したということになります。
まさにこれは、生命誕生の母泥。
聖なる泥のようです。

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