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ダヴィンチ幻の名作『アンギアリの戦い』発見を正式に発表

ByRem York Maash Haas

3月 13, 2012
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http://edition.cnn.com/2012/03/12/world/europe/italy-lost-da-vinci/index.html?hpt=hp_c3

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品『The Battle of Anghiari(アンギアリの戦い)』が発見されたとCNNが伝えている。

月曜日、イタリア、フィレンツェ(フローレンス)の研究者グループが発表した。16世紀に描かれたその壁画は、他のアーティストのフレスコ画によって隠されていた。

 

作品は1503年、フィレンツェ政府の要請でヴェッキオ宮殿(the Palazzo Vecchio)の大ホールに描かれたもの。

後にジョルジョ・ヴァザーリという画家が、ダヴィンチの壁画の上に別の絵(「マルチャーノの戦い」)を描いたことによって、マスターピースは保存された。

ただし、当時は彼がダヴィンチが描いた漆喰の壁の向かい側の煉瓦の壁に描いたと記録されていて、研究者たちは違う壁を探していたという。

 

実際はヴァザーリの描いた壁にダヴィンチの絵はあり、モナリザの顔料と同じものがその壁で見つかった。

 

「アンギアリの戦い」は1440年、フィレンツェ対ミラノの戦争で、アンギアリ平原でフィレンツェが勝利したときのもの。

ダヴィンチはその仕上がりに完全に満足はしなかった(新しい技術を使ったことで失敗し、完成しなかったと言われている)ものの、マスターピースであることには間違いないという。

 

調査は30年前からセラチーニ博士によって進められ、4、5年前に「CERCA TROVA(探せ、さらば見つからん)」という文字を壁画部分に発見していた。

過去に日本のテレビなどでも大々的に取り上げられている。

 

 

 

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