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マトリョーシカ発祥の地 セルギエフ・パサード

ByRem York Maash Haas

5月 24, 2012
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1890年ごろからモスクワ郊外で作られるようになったというマトリョーシカ。
箱根にあったロシア聖教会の修道士が、「箱根細工の七福神」を持ち帰ったのがきっかけという説もあるらしい。

 

ロシアでの発祥の地はいくつかあるが、中でも有名なのがセルギエフ・パサード(ボサード)。
焼きごての線画に色を塗り分けていくのが特長だ。

 

他に、黄色いのはセミョーノフ、派手な色はポポロフメイデンと、それぞれの発祥の地ごとに特長があるという。

 

セルギエフ・パサードの中心地には、青い屋根が特長のお城のような建物があるが、これは至聖三者聖セルギイ大修道院。
ロシア正教会の修道院で、世界遺産に登録されている。


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黄色い屋根はトロイツキー大聖堂で、1432年ごろに建設されたもの。
当時、バルカン半島のセルビアではイスラム教徒とのコソボの戦いがあり、この地を訪れていたセルビア人修道士たちが作った石造りの聖堂が元になっているという。

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修道院は寄進によってロシアで最も裕福な地主となり、門前町が形成されたが、それが現在のセルギエフ・ポサードだという。

 

世界遺産部分はストリートビューで歩くことができる。

 

 

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