遠くから近くまで、ピントの位置それぞれをすべて撮影するデジタルカメラ『Lytro』。
完成した写真は、それぞれのピント情報を含んでいるので、写真の任意の位置をクリックするとピントが合うようなものも作ることができる。
撮影した画像はオフィシャルサイトにアップロードされ、ソーシャルサイトや各サイトにはりつけ可能。
カメラはアメリカで2月に発売されたが、アジアとオーストラリアでは10月に発売された。
開発者はマレーシア生まれのRen Ng。
シリコンバレーで資金を調達し、アイデアを商品化した。
本人は子どものころから写真好きで、大学時代も写真にはまっていた。
大学ではCGと光について勉強。趣味は登山で、山の上で写真も撮っていたが、ピントを合わせるのがなかなか難しいと感じていた。
その後3年間のリサーチのあと、2006年に会社を設立。
資金を調達し、9年後にLytroを開発した。
ビジネスと科学の組み合わせることはとにかく大変だったという。
Lytroオフィシャルサイト
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