子どものHIVを治癒。HIV治療に歴史を刻む。

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http://www.guardian.co.uk/society/2013/mar/03/us-doctors-cure-child-born-hiv

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米国の医師が、HIVウィルスを持って生まれた2歳児を「機能的に治癒」した。

通常、HIVに感染した母親が妊娠した場合、抗レトロウイルス薬によって血液中のウイルス量を最小限に抑える。

それによって、新生児への感染リスクは激減し、98パーセントは防ぐことができる。

しかし、今回の治療のケースでは、妊婦が妊婦検診を受けなかったため、出産までHIVに感染していることがわからず、新生児が感染している可能性が高かった。





そのため、出生後30時間で、新生児のHIV治療が始まった。

通常と違い、3つの異なる抗レトロウイルス薬を新生児に与えるという積極的治療を医師は選択。

通常は1つの抗レトロウイルス薬が投与される。

数日後、新生児から治療前に採取した血液からは感染が認められた。出生前に感染していたこともわかった。

医師は薬による治療を続けることを決定。一ヶ月後、再び血液検査をした。

すると、血液中のHIV濃度は劇的に減少していた。

 

1年間は母親と子どもの通院は続いたが、徐々に二人は病院に訪れなくなった。

その結果、1歳6ヶ月で薬の投与はストップした。

5ヶ月の空白期間をおいて、2歳(23ヶ月)になった赤ん坊が再び病院に訪れたとき、医師はウイルスが増えているだろうと予想した。

しかし、血液検査の結果に医師は唖然とした。

すべてがネガティブ。つまり、ウイルスは消え去っていたのだ。

 

治療の詳細についてはまだ研究中のため、薬の停止時期についてはベストのタイミングがわかっていない。

新生児は現在2歳半で、ミシシッピ州に在住していると見られている。

治療にあたったのは、ミシシッピ大学医療センターのハンナゲイ博士。

今回の事例は、HIVに感染した子どもの最初の「機能的治療 functional cure」だという。

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