ライプチヒのデモで歌われた「インターナショナル」

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東ドイツのライプチヒで起きた小さなデモはやがて大きくなり、壁崩壊へと導きました。
市民デモに対する秘密警察の鎮圧に抗議し、7万人の市民による市内行進が行われた89年10月9日。
ふたたび惨事が起きると予想されていたため、警察、市民ともに悲壮感が漂っていました。
もしそれが起きるとすれば、秘密警察のビルをデモ隊が通るとき。
ビルの中で待機していた警察官たちが聞いたのは、デモ隊が歌う「インターナショナル」でした。
「インターナショナル」は共産圏の象徴ともいえる歌。体制側の歌です。
デモ隊はその歌を歌うことで、警察隊との和解を示しました。
そして、鎮圧は実行されなかったのです。
それどころか、自由な市民の意思を政治に反映させる話し合いに体制側は応じると約束したのでした。
日本では一部の世代では、「インターナショナル」は共産党、学生運動、左翼運動をイメージさせるものですが、社会主義、民主主義というイデオロギーにしばられることのない今、フランスで生まれたこの歌を純粋に評価できるようになったのではないでしょうか。

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