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Googleに今、何が起こっているのか。

ByRem York Maash Haas

3月 14, 2013
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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2293052/Googles-Android-chief-Andy-Rubin-steps-unexpectedly-raising-questions-platforms-direction.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2293052/Googles-Android-chief-Andy-Rubin-steps-unexpectedly-raising-questions-platforms-direction.html

 

 

Android OS部門トップのアンディ・ルービン(50)が開発責任者から辞任した。(NY Timesの報道ではGoogle X部門に参加)

7年間、Androidをアーキテクトし、牽引してきた彼のあとを継ぐのは、Chrome、Gmailなどのディレクターであるサンダー・ピカリ。

 

水曜日のGoogleによる辞任の発表は、Androidの方向性について新たな問題を提議するものになりそうだ。

 

メディアが予測しているのは、スマフォやタブレットのAndroid OSが、Chrome OSに置き換わるのではないかというもの。

無料モバイルOSとして成長したAndroidだが、GoogleはWindows8のような統合OSに未来を感じている。

Mac OSもiOSとのシームレスな関係を少しずつではあるが構築中で、Googleが焦るのも無理はない。

 

ラリー・ペイジのコメントには、「クレイジーな野心あるゴールにたどり着き、アンディは仕事を誰かに引き継ぐ時を決め、グーグルは新しい章がスタートする」とある。

 

新しい章というなら、Chrom OSは5年前に始まっている。そして、それほど普及していない。

というか、まったく普及していない。

Androidは2005年にGoogleが買収(アンディ・ルービンが設立したAndroid社)してスタートし大成功。今ではスマフォのOSの4分の3を占めている。

 

しかしGoogle内戦争は激化していた。先月、Chromeは専用ネットブックPixelを発表。

タッチスクリーンを備えていて、アナリストは「いつかAndroidと一つになるだろう」と予測した。

Android OSがPCになることはなかった。

 

また、Googleとしては早くからChromeをスマフォのプラットフォームにしたいと考えていた可能性があり、Androidの大成功がそれを防いでいたようなのだ。

専門家は、Androidのこれだけの成功にもかかわらず、Googleは今後、Chromeをコアにしていくだろうと予測している。

だから、ルービンは去るのだ(噂のGoogle Xで何をするのか?)。

 

アナリストはこう言う。

「グーグルがやりたいのはエコシステムだ。長いビジョンで、Google Docs、Google Voice、Google Booksを育てようとしている。サムソンのスマフォ販売に貢献するよりもだ」

 

GoogleはAndroidで収入を得られると思っていたが、アプリの収入以外では問題が多い。

最初は位置情報を収集し、広告に活かそうと考えていたが、それを問題視する目は厳しい。

あとはAndroid内のChromeを使って広告のプラットフォームを広げることも意味があるが、必ずしもユーザーはChromeを選ぶ必要はない。

逆に、どのブラウザであってもGoogleの検索を使うということもある。

iPadユーザーでもGoogleの検索を使うだろう。

 

だから、そんなことよりも、とにかく彼らはすべてをシームレスにしたいのだ。ウェブ上で。

 

アプリ販売にも問題がある。

キンドルの存在だ。

アプリや音楽、動画などの購入はアマゾン内で行うキンドルは、Androidをベースにしながら、たくみにGoogle Walletから逃げている。

Android上で、iOSのApp storeやiBook、iTunesがあるようなものだ。

だからこそのキンドルの低価格で、他のアンドロイド・タブレットは太刀打ちできないと予想されている。

というわけで、そんな収入よりも、最終的にGoogleが頼りにするのは、やはりウェブだ。

美しいエコシステムのゴール、Chromeだ。

 

ちなみに、やはりオープンソースのChromeを使ってPCをどんどん出しているのはやっぱりサムソン。

Googleは結局はサムソンを助けることになるのだ。

 

さよならAndroid。とりあえず今、Androidタブレットを買うのはやめておこう。

 

 

※上の画像の写真キャプションは、「アンドロイドの将来に不安を感じている」

 

 

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