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Sound of Silence 歌詞を直訳して真相に迫る 2

ByRem York Maash Haas

3月 9, 2010
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直訳を読んでもやはり意味はわかりずらい。

なぜわかりずらいのか。

彼はユダヤ人なので、教義が影響されているのは確かだ。
日本人ならそう簡単に「お告げ」という言葉は使わない。
英語の使い方を見ると、詩人のホイットマンの影響もあるような気がする。
書いたのは10代。
「比喩を大胆に使って何かを表現したい」と思ったのか。

その気負いが生んだ、わかりづらい歌詞。
それが答えか。
実際に彼は昔のインタビューで、それほど歌詞に深い意味はないことを告白している。

おおまかな意味は、「社会が問題やメッセージを無視するというフラストレーションと不安」。

 

解釈

主人公は心の中の「沈黙の音」の中に、ひとつの幻想が育つのを知る。
それに触れたとき、その幻想を見る。
「沈黙の人々」を。

その「沈黙」が巨大化していることを主人公は彼らに警告する。

「見て見ぬふり」が、社会で巨大化していく。

彼らの神「ネオン」はお告げを残す。
「日常に答えはある」

「silence」といえば、1962年にレイチェル・カーソンが上梓した「沈黙の春 Silent Spring」。

社会問題、公害問題の深刻化だ。

また、1960年から1965年にかけてはベトナム戦争、キューバ危機があった。

ちなみに、キリスト教では「沈黙は神の友達」と言う人もいる。

混乱、争乱の中では神の言葉を見つけられないと。

ただし、それを基に解釈するとまったく意味が変わってしまうので違うだろう。

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