1982年、リチャード・コーガンというフォトグラファーが、ミシガン生まれの女性を撮影した。
彼女は1年後、マドンナとしてデビューする。
撮影されたのはロウアー・イーストサイドのスタジオ。
この貴重な写真は今まで公開されたことがなかったが、2013年になってついに展覧会で公開されることになった。
リチャード・コーガンはELLEのインタビューで、当時の撮影風景について答えている。
「彼女は階段から身を乗り出して、挨拶したんだ」
そして、あの猫目に魅了されるコーガン。
「あの猫の目を見て、知ったんだ。自信と激しさを感じさせる数少ない一人だって」
彼女が差し出したバブルガムとエスプレッソを、決して忘れないという。
スタジオで撮影したあと、マドンナらしい事件が起こった。
彼女は近くから子どもたちを連れてきていて、彼女は子どもたちと踊り出した。
歌いながら踊る彼女と子どもたちを、コーガンは撮り続けたという。
「すべてを記録した。まるで盗撮のようだったよ」
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