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シリアの宗教団体が「クロワッサン」を禁止 その理由とは?

ByRem York Maash Haas

8月 2, 2013
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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2382627/Syrian-religious-group-bans-croissants-symbolise-oppression.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2382627/Syrian-religious-group-bans-croissants-symbolise-oppression.html

シリアの宗教団体からなるシャリア委員会が、パンの「クロワッサン」を禁止するという決定を下した。

記事によると、「クロワッサン」は植民地を意味するからだという。

 

いったいどういうことなのか。

 

クロワッサンはフランスから広まったパンだが、起源はオーストリアのウィーンだ。

そして、このパンが生まれたきっかけは、ウィーンがトルコ軍に包囲されたとき。

トルコ軍がある朝に奇襲作戦に出ようとしたとき、朝早くから仕込みを行っているパン職人が気づき、軍隊に報告したことからウィーンの街は奇襲を防ぐことができた。

 

それを祝うために新たなパンが作られたのだが、それがクロワッサンの原型となる「キプフェル」。

どうして三日月なのかというと、トルコの国旗を表したものらしい。

 

それをマリー・アントワネットがフランスに持ち込み、三日月を意味する「クロワッサン」となったのだ。

 

西洋から見ると、クロワッサンはイスラムに対する勝利を意味するもの。

それが植民地、抑圧というイメージとしてイスラム社会が捉えているのか。

当然、ヨーロッパの人がそんなことを今、考えているわけではないが…。

 

 

 

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