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フェイスブックで実母を見つけた少女。

ByRem York Maash Haas

10月 11, 2013
http://nyti.ms/1bge1hj
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リンク先にある映像は今、NYタイムズにアップされている『Modern Love 現代の愛』。

17歳の少女は生まれてすぐ養子に出された。

そして、生物学上の母親を探すために使用したのは、フェイスブック。

まさかとは思うが、彼女は母親を見つけ出した。

 

2009年3月1日、前の日にコネティカットで34歳の誕生日を迎えたある女性。

次の日、40歳の夫アルベルトは目覚めなかった。

 

それから、友人たちはこんな質問をするようになった。

「彼の精子を凍結しなかったことを後悔していないか?」

 

3年間の結婚生活で、二人が大切にしたのは海外旅行、睡眠だった。

 

夫の死の悲しみを、フェイスブックで、ツイッターで披露するようになった。

やがて、その物語をフォローする人々があらわれ、2011年の夏、ノースカロライナの10代の少女がフォロワーとなり、友達リクエストがきた。

 

次の日の朝、チャットウィンドウが開いていた。

ローリーという名前の少女から「Heyyyy」と一言。

午前1時に投稿されていた。

 

誰だろう? 彼女は思った。

 

ローリーのプロフィールをクリックすると、彼女はローリーが誰か、正確にわかった。

10代のときに生み、養子に出した実の娘だった。

 

ローリーは父親のフィリピンの目と、自分のアイルランド容姿があり、養父母が送ってきた写真とも似ていた。

フィリピン人の男性と出会ったのは、高校生のとき。

彼は20代で、3ヶ月交際は続いた。

妊娠がわかったのは、別れたあとだったが、彼にもそのことは伝えた。

 

彼女には大学などのキャリアプランがあり、彼はもう他の女性がいた。

 

養子に出すという選択をし、その後は養父母から送られてくる写真で娘の17年間を見守った。

そして、娘がフェイスブックで自分を探し出したのだ。

 

二人はチャットで、長い会話を始めた。

母親の女性はフェイスブックにアップされた娘の写真を、涙を流しながら見た。

チャットしながら、「彼女はそんな私を想像し、期待していたのだろうか」と思ったりもした。

ローリーは養子に出したことを責めることはなかった。

ただ、結婚の日がいつか、何の仕事をしているのか、NYの暮らしはどうかということを聞きたかったのだ。

 

3週間後の18歳の誕生日には、ノースカロライナからローリーが来ることになった。

彼女はタバコをやめることを決意し、ピラティスでダイエットすることを決めた。

ビールも飲まない。

 

そして、3週間後、家のソファの前で、しっかりとローリーを抱きしめた。

 

心臓発作で夫を失い、娘がやってきて、母親になったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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