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ヨーロッパ最貧のスラムドッグか。 スロバキアのLuník IXスラム。

ByRem York Maash Haas

11月 4, 2013
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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2486333/Kosice-won-51million-grants-named-Europes-Capital-Culture--thousands-Roma-children-living-slums.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2486333/Kosice-won-51million-grants-named-Europes-Capital-Culture–thousands-Roma-children-living-slums.html

 

51ミリオンポンド。

それが、スロバキアの都市インフラのために投資された額だ。

5100万ポンドだから、日本円で80億円。

European capital of cultureという助成金で、フランスのマルセイユとともに2013年度に選ばれた。

資金は都市インフラの他に、観光産業、クリエイティブ産業に使われる。

 

選ばれた都市は、コシツェ(Kosice)。

製鉄所などの重工業の都市だが、大学は3つあり、美術館や劇場もあり、脱重工業都市を目指している。

人口24万人、国際空港もある。

 

しかし、そのコシツェの、ある写真が注目を浴びている。

何千のロマの子供たちが暮らす、世界最貧レベルのスラムの写真だ。

 

郊外にあるそのスラムは、公共住宅らしき古びた建物がある場所。

ガス、水道、電気はほぼ通ってない。

約8000人が暮らしている。

 

写真の子供たちは汚れた服をまとい、ゴミの山に立つ。

建物は火事で燃えたのか、壁は黒く焦げ、部分部分が崩壊している。

 

ここはLuník IXと呼ばれるエリアで、もともとは2500人ほどの住民のために建てられた住宅だが、人口過密が進んだ。

近くにあったロマの集落が取り壊しにあってから、ロマの住民たちが移り住むようになった。

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今はスロバキアで最大のロマ・コミュニティだ。

子供たちは不潔な環境の中で、肝炎、アタマジラミ、下痢、疥癬や髄膜炎などが日常となっている。

また、

ここでのゴミ汚染によって近くを流れる川の水が汚染され、周囲の街への影響が見られている。

 

2013年度の助成金が決まったのは2008年。

今年すでに助成金はコシツェに届いているが、スラムはこの写真のままだ。

 

 

 

 

 

 

 

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