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米PBSが報じる中国新防空識別圏の米軍機飛行

ByRem York Maash Haas

11月 28, 2013
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米PBSが中国の新防空識別圏Chinese Air Defense Identification Zoneについて報道している。

ニュースの冒頭説明は以下の通り。

「中国は尖閣諸島を含む東シナ海の広い範囲に防空識別圏を設定し、飛行する際には事前に通告するように要求した」

「26日朝、アメリカのB-52爆撃機2機が、事前通告なしでこの空域を飛行した」

 

有識者としてウォールストリートジャーナルのジュリアン・バーンズが登場した。

以下がそのやりとり。

 

司会者「アメリカはなぜこのタイミングで爆撃機を飛ばせたのか」

 

バーンズ「アメリカは中国の発表直後、この空域での運用は変えないと発表した。領有権問題にどちらかの肩を持つようなことはしないが、アメリカは日本とともに、日本の領土、日本の施政化にある領土を守る条約を締結している。アメリカはこの防空識別圏が状況を変えてしまうと見ているため、従うわけにはいかない」

 

司会者「中国の反応は?」

 

バーンズ「中国が飛行を阻止する、接触するという事態に備えてはいたが、それはなかった。グアムから飛び立ち、尖閣諸島近くを通ってグアムに戻った。中国はまだ譲ってはいないので、今後の動向を探る必要がある」

 

司会者「アメリカは中国を無視していると?」

 

バーンズ「同盟国を安心させるということだ。日中の軍事紛争をアメリカは望んでいない。アメリカが事態を沈静化させる影響力を持つことが大切。日本が何かをしないように我々が行動していると見られているのもそのためだ」

 

司会者「事態がエスカレートする可能性は?」

 

バーンズ「1年も前から続いている問題だ。繰り返し摩擦が起き、アメリカは沈静化を求めている」

 

司会者「アメリカは今後もこの空域で爆撃機の飛行を続ける?」

 

バーンズ「国防省高官はこの国際空域での飛行を続けるとしている」

 

 

 

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