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温暖化は太平洋の奥底に隠れている説

ByRem York Maash Haas

2月 11, 2014
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http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2556008/Global-warming-hasn-t-stopped-heats-just-HIDING-deep-Pacific-Ocean-claim-scientists.html
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2556008/Global-warming-hasn-t-stopped-heats-just-HIDING-deep-Pacific-Ocean-claim-scientists.html

 

 

アメリカとオーストラリアの共同研究(ニューサウスウェールズ大学)で、「温暖化は止まっていない」という主張がされている。

IPCCは昨年、過去15年間でわずかしか気温が上がっていないと主張した。

しかし、温室効果ガスは大量に放出されているので、熱はどこかに消えてしまったことになる。

過去80年間で、大気中の二酸化炭素濃度は前例のないレベルに到達しているからだ。

 

熱は地球のどこへ消えたのか。

その答えを示したのがこの最新研究だが、答えは地球の大部分を占め、影響力大の「太平洋」だった。

 

太平洋が温暖化を和らげる理由は、貿易風だ。

太平洋の東部に吹く貿易風が、温められた表面の海水を、水中深くへ運んでいるという。

温室効果ガスによって暖められた海水は、太平洋の中に閉じ込められているのだ。

 

過去20年間で、太平洋東部の貿易風は強力になっていて、地球温暖化を「隠す」のに役立ってきたらしい。

もしこの傾向が続けば、温暖化は隠され続けるが、もし貿易風が弱まったときには、強烈な温暖化が再開する可能性がある。

 

また、隠れている暖かい海水は、永遠に隠れているわけではなく、海洋循環によって再び姿をあらわす日もあるのだ。

ヨーロッパ周辺の海の海温上昇を示した動画。

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