非常に気味の悪い画像が英メディアで報道されていた。
年配の派手な格好をした女性が、遺体の収められたガラスの棺にキスしているものだ。
これは、フィリピンの元大統領マルコスの夫人であるイメルダの85歳のバースデー。
北部イロコス・ノルテにあるフェルディナンド・マルコス元大統領の霊廟での出来事だが、マルコスの遺体は冷凍保存されていて、誰でも観ることができる。
彼女は夫マルコスの扱いが復活することを常に願っている。
それを国は拒否しているが、息子のマルコス・ジュニアは上院議員だ。
政界への影響力は保持している。
彼女は宮殿に戻りたいのだ。だから、マルコス・ジュニアは大統領選挙に立候補する。
ベニグノ・アキノ現大統領は、2016年5月に6年の任期が終了する。
アキノ氏の暗殺は今も多くの人々の記憶に生々しく残っている。
もしマルコス・ファミリーが復活すれば、「あの事件は何だったのか」ということになりかねない。
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