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「練習しすぎ」はプロにはなれない?

ByRem York Maash Haas

7月 4, 2014
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http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2679055/Practice-DOESNT-make-perfect-Rehearsing-plays-small-boosting-performance.html
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「生まれ」か「育ちか」。

これは遺伝子の面からここ数年注目を集めているが、スポーツや音楽の面での「生まれ」か「育ち」かについて、科学的検証がされた。

たとえばサッカーの本田は「育ち」つまり練習によって今の位置にたどり着いたと思われているが、彼は実はアスリートの家系だ。

 

しかし、練習をしなくては何もはじまらない。

スキルを高めるには練習することが当然大切だ。

 

なので、本番前の練習はみんな必死にやる。

フィギュアスケートの前、サッカーの前、SASUKEの前。

その練習前のリハーサルが本当に意味があるのか、米プリンストン大学の研究チームが大まじめに検証した。

 

88人の被験者は、それぞれスポーツ、音楽、ゲームなどで高いレベルにある人々。

結果、本番前のリハーサルが成功したかどうかは、本番にさほど影響がないことがわかった。

 

理由はおそらく、ワーキングメモリにある。

 

人は脳を使って行いを記録するが、それは一度眠らないと記録されない。

なので、練習したあとの昼寝は非常に効果がある。

 

だから、直前の練習はそれほど本番に影響を与えないのだ。

練習は失敗を繰り返し、改善していくことに意味がある。

だから、直前の練習で失敗したほうが、改善に向けて動きだせるという。

 

ただし、研究ではどちらかというと、「生まれ」か「育ち」について触れている。

つまり、適性だ。

どんなに練習しても、必ず上手くなるというわけではない。

個人差があるのだ。これは遺伝子科学の側面から言うと正しい。

 

ただ、研究でゲーマーを調べた結果、ずっとやり続ける人より、休憩を多くとった人のほうが上達度が高いという結果が出たらしい。

「生まれ」は、休憩を多くとる効果的練習である程度は克服できると信じたい。

 

 

 

 

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