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ピンクの超高層ビルは中国の空気を浄化する。

ByRem York Maash Haas

7月 14, 2014
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建築家のローリー・チャットウッドが考えた次世代最高峰高層ビルの色が、ピンクだ。

モチーフは木と中国のメタファー、ドラゴン。

 

このビルの特長は当然、今の高層ビルデザインの主流であるエコ・システム。

2016年から中国の湖北省武漢で建築が開始され、完成すれば世界一の高さになる予定。

注目なのは、サーマル・チムニーという部分。

 

大きいタワーは煙突(チムニー)のように中国の汚染された空気を取り込み、浄化した上で空気中に放出する。

雨水は有効利用し、電気も太陽光発電で自ら生み出す。

 

小さいタワーの内壁はグリーンウォールガーデンで、緑があふれている。

ピンクという色は、最近のビルがすべて同じような色であることに対する抵抗らしい。

ユニークであることは間違いないし、ちょっと近未来的な感じがする。

 

2棟のビルの間に浮かぶ球体にはレストランと住宅。

 

ビルは池の真ん中に浮かぶようなデザインになっていて、景観も良さそうだ。

実は、この地域には多くの湖沼があり、これらを保全しつつの建築になる。

太陽熱で熱くなったチムニーは、湖の水で冷やされ、

水も浄化されるので、自然界が汚染されることはない。

 

大気汚染が懸念される中国では、次々と環境系のデザインがコンペを勝ち抜いている。

 

 

 

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