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NDロードスターよりDJデミオ(ガソリン)のほうがいいらしい。

ByRem York Maash Haas

7月 3, 2015
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NDロードスター MX-5

世界中のロードスターファンを敵に回しそうなので最初に言っておきたい。

私はNDロードスターの思想やデザインが大好きで、チャンスがあるならいつか欲しいと思っている。

しかし、今日は少しデミオを褒めよう。

 

今日は30分ほど試乗したが、残念ながらどしゃぶり。

「空の下で走る」という、私にとって一番大事な要素を味わうことはできなかった。

だから、私の乗っているDJデミオ(ガソリン)との比較に、どうしてもなってしまう。

 

まず、私のデミオはガソリンで、オートマ。

重さは1080gで、今回乗ったロードスターもオートマで1060g。

前者1.3L、後者1.5Lプラスターボ。(後で調べたら自然吸気だった)

トランスミッションがロードスターは他社製だ。

 

大雨の青梅街道を行く。

雨だけに、少し距離をとればアクセルは踏める。

ロードスター。

当然、それだけで楽しい。

幸福感がある。

幌が頭の上にあっても、フロントガラスを大粒の雨が叩きつけても、楽しい。

 

しかし。

オートマでアクセルを踏み込んだときの開放感、加速感が、デミオほどにない。

なぜだろう。

ロドスタ・オートマのトランスミッションは、エコ仕様なのか、すぐにシフトアップしてしまうのだ。

これだと、サーキットならともかく、街中での走りに爽快感はあるのか…と思った。

ディーゼルにも同じ悩みがある。

 

スポーツモード、パドルシフトのマニュアルでは当然、自由な回転数を楽しめたし、デミオより太い音も感じられた。

それでも、やはり通常で使いたいオートマに戻すとすぐに4速にいくので、音も楽しめない。

 

デミオはリッターも小さいし、自然吸気なので、やはり踏み込みは必要だ。

その分、太い音と細かい振動が快感となる。

 

一度だけ、オートマでぐっと加速感じられる瞬間があった。

「高回転域でトルクを最大に」という特長なのか、ターボなのかよくわからない。(やっぱりターボじゃなかった)

 

乗り終わって、残ったのは楽しさ。

幸福感。

峠やサーキットならもっと楽しいだろう。私には無縁だけど。

あの箱のなかに入って、外にいるという時間がいい。

そこからの風景は、雨だってやはり素敵だ。

 

雨の日に洗車されたDJデミオに乗り換える。

乗り込んだ雰囲気はもちろんロードスターがいい。

でも、要素が非常に似ているので、その雰囲気を感じながら新鮮な気持ちになる。

 

同じ道をDJでいく。

感じたとおり、アクセルを踏んだときの爽快感がいい。

いや、青梅街道であっても、ぐっと踏める。

パワーが、有り余っていない。

 

DJデミオはマツダのディーゼル攻勢で影が薄いが、私はマツダ車ばかり試乗して、結局DJが大好きになった。

ディーゼルの音はいまも好きじゃないし、回転数をあげられない感じが楽しくない。

小さいクルマと小さいエンジンで、思いっきり扱う感じのいわゆるライトウェイトが楽しい。

だから、最近のスカイアクティブのミニマリズム的なデザインと、DJとNDのライトウェイト思想が大好きだ。

 

デミオのマイナス点はロドスタよりデザインが悪いし、オープンじゃないところ。

プラス点はロドスタより荷物が積めて、5人乗れるところ。

CX-3とロドスタのデザインが国産車では一番いい。

 

というわけで、幸福感は今も続いている。

最後にNDロードスター、1.3L自然吸気という選択肢はなかったのか。

それだけ少し考えている。

 

 

 

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