• 木. 4月 25th, 2024

コペンはDJデミオより運転が楽しい。

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秋川が増水していた。

今日17日は秋川でデイキャンプの予定だったが、17日も雨が続くということでキャンセル。

ワニブックスの佐々木さん、メイクの武笠さん、樋口さんと4名でBBQしてコーヒーを飲みたかった。

買ったばかりのポンチョを着て、濡れても平気でいたかった。

長靴で堂々と雨の下歩きたかった。

 

前の日に秋川の凄まじい増水映像を見て、デイキャンプは諦めた。

武笠さんは出したばかりのキャンプ道具を物置にしまい直し、樋口さんは台風の気圧で具合が悪くなっていた。

翌日、私は佐々木さんと二人で昼飯を食べることにした。

ミニマリズムの話もある。

 

二人で向かったのは多摩湖の竹亭。

贅沢な懐石を頂いて、デイキャンプに行けなかった悔しさは忘れた。

雨に濡れる竹林の風景は色が凄まじく美しい。

 

帰りは、前々から佐々木さんが希望していたコペンの試乗をすることにした。

ダイハツに行くと、届いたばかりの第三のコペン、セロがあった。

 

佐々木さんはペーパードライバーなので、私が運転することになった。

冬以来の久しぶりのコペンのアクセルを踏む。

あの低い音がする。

 

台風一過の蒸した空がオープンにしたコペンを容赦なく照らしたが、やはり気持ちよさは抜群である。

小さいゆえにくる一体感、重心の低さとオープンからくるスリル、めいいっぱい踏めるアクセル。

 

初体験の佐々木さんも、路面から来るダイレクトな振動、見上げられる空、容赦のない風というワイルドさに感動していた。

 

どんどん踏まなきゃ進まないぞ、と言われている気がして、ぐんぐん踏むアクセル。

踏んだらちゃんと反応してくれる。

すべてがラフだけど、楽しい。

 

最初にコペンに乗ったときの衝撃、レンタルドライブでの楽しさ。それが薄れていたころだけに、本当に楽しいと思った。

 

試乗が終わって、デミオに乗る。

「楽しみは終わった」感がある。

佐々木さんは「高級車みたいです」と言った。

 

コペンの振動に比べると、デミオは本当に振動がない。

アクセルをゆっくり踏めば恐ろしいほどスムーズで、助手席の人は楽といえば楽。

でも、コペンで今まで味わっていた楽しさ、スリルが、100%消え去っていた。

もし私が一人でアクセルをぐんと踏んだら、少しは違っていたかもしれない。

 

コペンはロングドライブではデミオより辛いだろう。

あの振動もうるさく感じるときもあるかもしれない。

でもコペンが好きなら、そんなことも些細なこと。

あのラフな走りは、改めて思うが、デミオより楽しい。

 

私が20代で独身なら、コペンを選んだかもしれない。

今の私の状況で、「クルマを買う」となったとき、コペンは買えない。

いろいろ条件があわない。

 

私個人の勝手な意見だが、軽くて狭いクルマは、楽しい。

大きくて値段が高いクルマは、快適。

言葉にすると当たり前すぎてなんでもない…。

 

でも、それを踏まえて自分なりのバランスを探さなければということか。

 

コペン、また乗りたい。

S660も、もちろん。

小さくて、狭くて、ダイレクト感があるクルマたち。

 

そしてデミオも、当然、楽しい。快適な乗り方も、過激な乗り方もできるバランス、最高だ。

 

 

 

 

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