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好きすぎて、聴きたくない歌。

ByRem York Maash Haas

3月 9, 2016
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嫌いというわけでなく、好きすぎて、もう聴きたくない曲がいくつかある。

オリジナル・ラブ「接吻」、スチャダラと小沢「今夜はブギー・バック」。

青春が蘇って、その感情を変化させたくないから、聴きたくない。歌いたくない。

 

他に、アーティストまるごと、聴きたくない人がいる。

尾崎豊。

なぜか今日、酔っ払って今、口ずさんだ。

「太陽の破片」。

 

彼を知ったのは中学1年。

麻薬で捕まったあと、復活のライブを東京ドームでやったとき。

出したアルバムは、《街路樹》。

彼を知ってから、その以前のアルバムももちろん好きになった。

でも、最初に聴いた《街路樹》が、やっぱりいつまでも、ベストとなっている。

《太陽の破片》は、そのなかでも好きな歌。

彼の復活で、夜のヒットスタジオで歌った《太陽の破片》は、VHSで何度も観た。

https://youtu.be/nxyE8JSJy5s

 

高校生になって、彼のライブに行った。

「生きろー!」と彼は叫んでいた。

数ヶ月後、彼は死んだ。

 

 

以来、一切、彼の歌は聴いていない。

アルバムも、ない。

 

今夜、なぜか口ずさんで、今Youtubeで見て、聴いた。

素直に聴ける。

20数年ぶりに。

 

 

 

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