人を死においやる菌が人から人へと感染し、人類が滅亡する−。
そんな悲しい世界を描いた「フェーズ6」はあくまで映画ですが、アリの世界では「フェーズ6」さながら、アリを次から次へと死においやる菌が誕生してしまいました。
まず、その菌に冒されたアリはふらふらと死を迎えます。
そして、その二日後、頭からにょきにょきと角が生えてきます。
そして、その遺体を媒介として菌がどんどんまわりに増えていくのです。
こわい。
このようなアリ世界にとって終末とも言える怖ろしい現象は、ブラジルの熱帯雨林で起きています。
不思議なのは、そのマインドコトロール性。
菌は脳を支配し、アリは拡散に最適な場所まで移動してから絶命するそうです。
人間なら、渋谷駅前で絶命です。
3月2日、発見された4つのゾンビ菌に関する研究の報告があり、それぞれアリの種ごとに（殺すのに）最適な菌があることがわかりました。
下の動画には角が生えていく様子が収められています。1分すぎから始まります。
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