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「スーパー火山」は数百年単位で起こるという可能性あり。

ByRem York Maash Haas

6月 7, 2012
http://abcnews.go.com/Technology/end-world-super-volcanoes-form-quickly-destructive-asteroid/story?id=16508702#.T8_roz51D5I
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上の画像は、6月5日のチリ、プヤフエ火山(Puyehue)の噴火の様子。

噴煙は空に広がり、真っ黒な部分と夕陽を浴びて真っ赤に染まる部分にわかれた。

 

この様子を見て、ABCNewsは「世界の終わり スーパー火山」の記事を掲載した。

生態系の絶滅の原因は、小惑星よりもスーパー火山(Super-volcanoes)の方が高いというのが最近の見方だ。

ただし、数千年かけてマグマを溜めると言われてきたため、直近で「世界の終わり」はこないと見られてきた。

しかし、最近の研究で、数千年という数字は修正された。

スーパー火山的噴火は、前の噴火から数百年で起こりうるーー。

 

研究はバンダービルト大学が行ったもので、その壊滅的な噴火は今まで何千回も起こってきたというのだ。

今までは巨大な噴火の前に、巨大なマグマプールが形成されると考えられてきた。

数千年かけて形成される巨大なマグマプールが、一気に噴火するために、それが「スーパー火山」になるというものだ。

しかし、バンダービルト大学の研究は、その説を覆した。

マグマが溜まる期間はわずか数百年。

そして、溜まったマグマは長期間とどまることが出来ず、必ず噴火する。

 

その灰は太陽の光を遮断し、地球は極寒となる。

例として、2億5000年前に噴火したスーパー火山は、当時の植物と動物の95パーセントを絶滅させたという。

6500年前の恐竜の絶滅も、スーパー火山によるものだったと主張する科学者もいる。

 

ただし、現時点で地球上に巨大マグマプールは存在しないという。

生きている間に「世界の終わり」が来ることはない。

 

 

 
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