英政府が「血の日曜日」事件の遺族に提示した補償金額が「侮辱的」
Facebook http://www.facebook.com/maashjapan
ツイート
U2が歌にしているベルファストの「血の日曜日」事件。
遺族と英政府の複雑な関係性から、1972年の事件にも関わらず補償金はまだ支払われていない。
それが、遺族の一人から出た情報によって、50,000 ポンド(620万円)の補償額が政府から提示されているらしいことが木曜日わかった。
女性の名はケイト・ナッシュ。弟ウィリアムが事件で死亡した。
ナッシュは提示された金額について「侮辱的」とし、決して受け取らないと表明した。
また、関与したイギリス兵の訴追も主張している。
防衛省はこの情報について「首相はすでに謝罪している。補償については遺族の弁護士と交渉中であり、金額についての憶測は役に立たない」とした。
事件は1972年7月に起きた。公民権デモをしていた市民が英兵士の空挺部隊の急襲によって、その場で13人が死亡。一人は4ヶ月後に死亡した。
2010年、政府は空挺部隊の責任を認め、攻撃前に警告などを与えなかったことも認めた。
そして、2011年9月、デビッド・キャメロン首相は、遺族に補償金を支払うことを発表。
「不当で弁解できない」
それが今の首相が事件に対して出した答えだった。
Similar Posts:
- リチャード三世が駐車場の下に眠っていた可能性あり。
- ヘルシンキに誕生した木造チャペル。
- ロシアの隕石はなぜ事前に発見されなかったのか。
- アルゼンチンが再び「フォークランドを返せ」
- NASAのサーバをハッキングしてUFO画像を見てしまった男性の引き渡しを拒否
- 寄付された謎の絵が、レンブラント自画像であることが判明。
- ローマ法王退位に、「とてもがっかり」と不快な顔を見せるロンドン市民
- ヨーロッパで最も奇妙な建物11
- ポーランドから吸血鬼の遺骨発見。復活を防ぐための呪いとは。
- トルコ「立っている人」の静かな抗議