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ファミリーノート おじいちゃんおばあちゃんと孫を結ぶインタビュー。

ByRem York Maash Haas

10月 24, 2018
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親は案外、子どもに自分の人生を語らない。なので、おじいさんやおばあさんの人生は、案外、孫に伝わっていない。

もっと知り合えれば、興味を持てるのに、孫はおじいさんが生まれ育った町をまったく知らなかったりする。

もし、孫がおじいちゃんおばあちゃんに、昔話をもっと聞けたら、コミュニケーションが今とは違ったものになると…思うのです。 ※随時更新中  by Table Magazines


1  知らないと話題にならない。

久しぶりに孫がおじいちゃんの家に行く。でも、二人の会話が続かない。おじいちゃんは孫の趣味がよく理解できないし、孫もおじいちゃんがどんな人なのか、実はあまりわかっていない。

そんな現象が、日本各地で起こっているはずです。

その理由は、親が子どもにヒストリーを話さないから。ヒストリーとは、どこで生まれ、どんな遊びをして、どこの学校に行って、恋愛をして、就職して、結婚して、子どもを産んで…という歴史。

なので、親は自分の子どもの祖父祖母のヒストリーをあまり知らないということ。久しぶりに訪れる実家では、話が盛り上がらないということはよくある話です。

もし、例えば生まれ育った田舎の話をしてくれたら、行ったことのない遠い町のことに、孫は興味を持つかもしれない。

でも、おじいさんとしては、そんなことに孫が興味を持たないだろうと思って、話しません。

 

2  聞き出すという力は、放っておいても育たない。

仕事としてインタビュアーというのがありますが、これは経験値を重ねることで技を磨き上げ到達できる仕事。最初は誰しもが素人で、もし大物へのインタビューであれば、頭が真っ白になって言葉に詰まったりすることはよくあります。

でも、インタビュー能力があれば、わからないことも人から聞き出せるし、話も盛り上がって…というか、いいことだらけです。

コミュニケーション能力そのものですし、人見知り解消対策でもあります。

小学生も中学生も高校生も、その能力は非常に低いです。経験値不足はもちろん、それが重要だと大人に教わらないからです。

インタビュー能力は実践で伸びる。だから、その第一歩として、おじいちゃんとおばあちゃんの語られなかった人生を聞きだしてみる。

それが大事なのだと、思うのです。

 

3 思い出すのはけっこう大変だけど…

普段、もうあまり思い出さなくなったディティールはたくさんあって、結構疲れるかもしれません。

だから一気にやることはないですし、少しずつ少しずつ聞いていけばいい。

おじいちゃんおばあちゃんは、聞かれるのであれば喜んで話してくれます。

 

4 記録したノートは、家族の未来へ。

中学生になってから、大人になってから、そのノートを開いてみると、大切な情報が詰まっているはずです。

新しく生まれる子どもにも引き継がれます。

それが「ファミリーノート」のアイディアです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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