宇宙で見つけたバクテリアの話なのかカルフォルニアで見つけたバクテリアの話なのかわかりませんが、「宇宙生物学」の発表であることは間違いありません。
では、宇宙生物学とは何なのか。
ウィキペディアを見てみても、新しい学問なのではっきりしない。みたいなことが書かれてます。
「地球に限らず、宇宙全体での生命体を考察する」
とあります。
「生命の起源を明らかにする」ともあります。
実際の活動としては、「地球外生命体の探査・推測」「地球外の高度文明には電波によるコミュニケーション」をするそうです。また、「地球の動物が宇宙に出たらどうなるか実験」もします。
さて、今夜の発表がカルフォルニアで発見されたものか地球外で発見されたものか考察するために、「生命の起源と進化」の欄を見てみます。
「生命の起源は生物化学分野での一課題としても取り上げられるが、宇宙生物学では、生命は宇宙と深い係りのもとに進化したと定義し、より広く普遍的な概念を構築しようとするものである」
つまり、生物科学では地球内の証拠で考えるが、宇宙生物学は「きっと生命の起源をとく証拠は外の惑星とかにある」と仮定する感じでしょうか。
あくまでウィキですが。
1999年にサンフランシスコで開かれた米国地球物理学連合の会議で、成立して間もない宇宙生物学について説明がありました。WIRED VISIONが記事にしています。
それによると、「有機化学者は、恒星を研究して、生命の基本的構成要素である一連の化学物質の存在を探している」そうです。
また、「NASAのジェット推進研究所は、地球外から来たサンプルに生命の存在を示す証拠があるかどうかの調査を専門」としているそうです。
面白そうなのは、
「元々火星にいた生物が大気の枯渇によって絶滅し、その前に隕石に乗って地球にたどり着いたものが、ここで生きながらえた」
というのもありました。
というわけで、カルフォルニアで発見だとあまり面白くないので、
今夜の発表では、
「火星に絶滅したと思われていたバクテリアが発見された」とか、「土星の衛星タイタンでバクテリアが発見された」
であることを期待します。
木星の衛星に関するドキュメンタリー。タイトルは「The Moon」ですが、木星にとってエウロパや土星にとってのタイタンは「月」。というか、「MOON=衛星」です。
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