アイアンマンのようなハイテクスーツを着て戦うマーシャルアーツが今年後半にはじまる。
アーマー(Armour)のデザインがなかなかだが、これはホビットやロード・オブ・ザ・リングのスタッフによって開発されたものらしい。
この新競技がうまくいけば、スポーツ界の革命となることは間違いない。
スーツには負傷の度合いを計算するセンサーが内蔵されていて、審判の目を必要としない。
開発には4年を要し、強力でありながら柔軟なアイアンマン・ライク・アーマーUWMが完成した。
開発拠点はオーストラリアのシドニー。
このアーマーによって、刀のようなサーベルを使った武器競技が進化する。
行われる競技は一種類ではなく、総合化格闘技やキックボクシングなど、ありとあらゆる形態が考えられているようだ。
ただし、スーツの増産に対して資本調達を目指している最中で、投資家の評価によってこの新競技の未来は決まる。
この流れが成功すると、気になるのが剣道の未来だ。
剣道はヒットすればいいものではないという特殊なルールだが、せめて面や銅にセンサーを取り付けたらどうか。
フェンシングはそれによって公正性が増し、競技人口が増えたという。
今回のソチ五輪でも、人の目で評価をつける競技に対し、若干の不満があった。
特にフィギュアだが、ジャンプの何回転かどうかという点は、それだけの競技にしたらどうか。
なぜそこに芸術を合わせるのか。
ジャンプに集中させ、単純に成功するかどうかを競わせたほうがわかりやすい。
芸術フィギュアはジャンプの回転を考慮せず、単純にエキシビジョンのようなものにしてしまえばいい。
上村愛子のモーグルは、スピード、ジャンプの高さ、だけでいい。
ジャンプの高さはセンサー等で数値化し、すべて数字で競う。
高く飛びすぎるとスピードは落ちるから、そこは選手の判断となる。
ターンは得点をつけない。「美しさ」に客観性はない。
スピードを重視したとき、ターンはどのように進化していくのか。
そういったシンプルな楽しみが増える。
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