ホーキング博士が英ガーディアンの独占インタビューで発言した「天国なんておとぎ話」発言がやはりアメリカ人の勘にさわったようで、各メディアが取り上げました。
博士が語ったのは、「天国はありません。それは人々が暗闇を恐れることから作ったおとぎ話」という部分。そして、多くのアメリカ人がそうは思わないと発言しているという点。
アメリカでの調査（2010Pew）によると、アメリカ人の92パーセントが神を信じ、天国があると考えているという結果が出ています。
死後の世界は74パーセントが信じ、50パーセントは「絶対にある」と確信しているそうです。
これは、他のキリスト教系国家の動きとは必ずしも一致しません。
同調査では、58パーセントが「宗教は生活に非常に重要」と答えましたが、イギリスでは17パーセントでした。
宗教離れが進むフランスではもっと落ちそうです。
また、天国は人気があって、地獄を信じる人は59パーセントに落ちるそうです。
博士が「天国はない」と語ることで騒ぎになること自体、日本人には不思議な気がしますが、「地獄はない」と発言していればアメリカ人も喜んだかもしれません。
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