パレスチナのキリスト教徒にとってのイースター。

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まるでナチスがユダヤ人に行ったように、パレスチナ人の住むヨルダン川西岸地区は高い壁で覆われている。
高い壁で覆うこと自体が犯罪行為のようだが、この壁はイースターでも問題になっている。

 

実は、パレスチナ人の中にもキリスト教徒がいるのだ。
英語で「パレスティニアン・クリスチャン」と呼ばれている彼らは、当然イースターはキリストの復活を祝う。
そのためエルサレムで巡礼を行いたいのだが、イスラエルは彼らの越境を許さない。
越境のためには政府が出す特別許可を、苦労して得なくてはならないのだ。

 

イースターでは毎年、世界中からキリスト教徒がホーリーサイト(聖地)に集まる。
ここにはキリストが埋葬された聖墳墓があるからだ。
だから人々は、何千キロという距離を巡礼してやってくる。
一方、パレスチナのキリスト教徒は、聖地のすぐそばに住んでいる人も多い。
それでも、巡礼することはできない。

 

しかし、聖地を長い間守ってきたのは、実はパレスティニアン・クリスチャンだ。
イスラム教が成立する前からあるコミュニティで、今までにさまざまなキリスト宗派を受け入れてきた。
それがホロコースト以降、世界はユダヤ教であるイスラエルに同情的で、同じキリスト教徒であるパレスティニアン・クリスチャンを見捨てているような状況にある。

 

そして、この旧市街は東エルサレムにあり、1967年にイスラエルに征服された。
西岸地区はエルサレムから少しずつ遠ざけられるように壁が建設され続けてきた。

 

パレスティニアン・クリスチャンはここ100年で縮小を続けているが、世界は彼らの消滅まで見届けるつもりだろうか。

 

 

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