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ジョン・レノンの政治的遺産

ByRem York Maash Haas

12月 7, 2010
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CNNが「ジョン・レノンの政治的遺産」というタイトルで特集を放送しました。
1971年にジョン・レノンはイギリスからアメリカ・ニューヨークに活動拠点を移します。
ベトナム戦争反対などの意見を表明した彼はアメリカFBIのスパイから常に監視されていました。

「GIMME SOME TRUTH」という本は、FBIのファイルからジョン・レノンを読み解くというもので、CNNは本の著者ジョン・ウィナー(JON WEINER)に話を聞いています。

まず、ジョン・レノンがいつごろから政治的になったかという点。
「おそらく1969年のGive Peace A Chanceのころからでしょう。でもその前に、彼はベトナム戦争についていつも考えていると発言したことがあります」

その後リリースしたイマジン(2011年でリリース40周年)は、「国境も宗教もない世界」というフレーズや、反戦争、反資本主義といった思想が若者に受け入れられました。

今では卒業式に歌ったり、リバプールの大聖堂で歌われたりするそうです。歌詞には「宗教のない世界」とあっても、多くの人々に受け入れられています。

その後彼は、「ラディカリズム(過激派、急進的主義)は、にせものだ。」といった発言で、思想にバランス感覚を持ち始めます。

彼が世界に与えたもっとも大きい功績は、暴力や戦争にNoと素直に言える力を示したこと。

911直後のアメリカをジョン・レノンは見たくなかったかもしれません。

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