1954年まで移民の受け入れ口となっていたエリス島。
ここには病院があり、海を渡った移民たちは最初のこの病院で治療を受けた。
そして、この病院は長い間放置されている。
関連する建物は、スタッフの住居や霊安室など30。
歴史的な意味合いを含む建物でありながら、立ち入りは禁止されていた。
それが、10月からツアー開始となる。
エリス島保存会の主催で一度に10人のツアーを受け入れるという。
感染症の治療なども行っていたことから、公衆衛生面でも懸念があったのかもしれない。
建物の老朽化もあった。
しかし、それらも復元作業などでクリアし、ツアー開催が決定したようだ。
アメリカ国民でこの島に高い興味を持つ人はいくらでもいるので、外国人が入る余地はしばらくないだろう。
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