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英政府が「血の日曜日」事件の遺族に提示した補償金額が「侮辱的」

ByRem York Maash Haas

2月 15, 2013
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http://edition.cnn.com/2013/02/14/world/europe/nireland-bloody-sunday/index.html?hpt=hp_t3
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U2が歌にしているベルファストの「血の日曜日」事件。

遺族と英政府の複雑な関係性から、1972年の事件にも関わらず補償金はまだ支払われていない。

それが、遺族の一人から出た情報によって、50,000 ポンド(620万円)の補償額が政府から提示されているらしいことが木曜日わかった。

 

女性の名はケイト・ナッシュ。弟ウィリアムが事件で死亡した。

ナッシュは提示された金額について「侮辱的」とし、決して受け取らないと表明した。

また、関与したイギリス兵の訴追も主張している。

 

防衛省はこの情報について「首相はすでに謝罪している。補償については遺族の弁護士と交渉中であり、金額についての憶測は役に立たない」とした。

 

事件は1972年7月に起きた。公民権デモをしていた市民が英兵士の空挺部隊の急襲によって、その場で13人が死亡。一人は4ヶ月後に死亡した。

2010年、政府は空挺部隊の責任を認め、攻撃前に警告などを与えなかったことも認めた。

そして、2011年9月、デビッド・キャメロン首相は、遺族に補償金を支払うことを発表。

「不当で弁解できない」

それが今の首相が事件に対して出した答えだった。

 

 

 

 

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