先史時代のサメ?をオーストラリアの漁師が捕獲
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オーストラリアのビクトリア東部、エントランス湖の漁師が釣り上げた巨大ウナギ…でも歯が異常に多くてグロテスク…。
全長2メートルで、歯は300近くある…調べてみると、サメだった。
これは、実に80万年前のサメと同じ形。
海面下700メートルに生息していたらしく、まさに生きた化石。
歯はなんともグロテスクで、25つのラインに歯が細かく並んでいる。
エラが6対あることも、古代のサメと特長が同じ。
名前はラブカと呼ばれ、別名ウナギザメ。
日本では駿河湾にも生息しているらしく、他国に比べ馴染みがある。
1870年代にドイツの魚類学者が標本をウィーンに持ち帰ったこともあるほどだ。
最近では沼津市の漁師が生きたまま捕獲し、沼津港深海水族館シーラカンスミュージアムで公開された。
漁師はこの鋭い歯が嫌で、すぐに海に捨てることが多いらしい。
泳ぎが遅いのに泳ぎが早いイカをつかまえたり、自分より小さいサメを食べたりと、謎が多いラブカ。
でも、人は決して襲わない優しいサメである。
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