車とバイクに勝手にエディション名付けようの会

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クルマもバイクも、名前は少々味気ない。

たとえば自分のクルマだと、CX-30。グレードではそのあとに、プロアクティブとか、Lパッケージといった名前が付く。

年次改良等では名前は付かないが、限定となると名前が付いたりする。

たとえば、Mazda2だと、SUNLIT CITRUS、WHITE COMFORTなど。

マツダ全体的には色関係で、BLACK TONE EDITION。トヨタはオフロードパッケージ、セーフィティエディションなど。

一方、アバルトは595というモデルの中でもツーリズモ、コンペティツォーネという区別があり、グレードのようなものだけども、名前のせいで個性が強すぎて別のクルマのようなイメージを与えている。

チンクエチェントは限定車に名前を付ける代表格。

ヨットの世界観でモデルを出せば「リーヴァ」、そのアバルト版は「リヴァーレ」と洒落た名前を付けてくる。

色が違ったりするだけなのに、なぜか「リーヴァ」は一つの独立した何かに見える。

バイクの世界ではどうかというと、だいたいが「~エディション」となる。

CB1000Rのブラックエディションや、Gold Wingなどはデュアルクラッチトランスミッションという機能名。

CB1300や400などはカウルが付くと「スーパーボルドー」という名前が付く。

レブルはSエディション。カワサキはKRTエディション、CAFEといった名前。W800はストリートと付くのもある。

海外勢はハーレーだとSTREET RODにFREEDOM EDITION。BMWはR-nineTにRacerやScranbler。

という感じで、パッとしない。

フィアットのようなバイクメーカーはないのかというと、ある。

DUCATIだ。

まず、XDiavelには、ランボルギーニ、ブラックスターという名のついたモデルがある。

そして、DUCATI Scramblerはトップオブネイム。

スクランブラーという名前のあとに、ICON DARK、Nightshift、DESERT SLEDといったキャッチーな名前が付く。

MOTO GUZZIもV7Ⅲ STONE Night Packというのがあり、車もバイクもイタリア勢にネーミングは持って行かれている。

MV AGUSTAもROSSO、LUSSOといった名前を最後に付けている。車ではアルファロメオも付けているはずだ。

というわけで、みなさんが持っている車もバイクも、名前がシンプルで味気ないはずだけども、限定バージョン風な名前を擬似的に付けると面白くなるかもしれない。よくある自分の子ども、家族みたいなイメージの名前ではなく、あくまで限定バージョン。

スクランブラーナイトシフトはいい例だ。

というわけで、自分のCX-30は勝手にCX-30 Lake Cabin、レブルはトゥー・フィフティ Dawndark(ナイトシフトの真似です)と名付け、呼ぶことにした。どういう気分になるのか、自分で試してみる。

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