レッド・ツェッペリン『天国への階段』の内容に、深い意味はなかった…。 歌詞直訳
英語をそのままに訳すこのカテゴリで、以前に直訳した『天国への階段』。
しばらく経って、もう一度見直してみました。
単純に考えると、「お金で買うこと」が幸せになることだと考えている女性の話。
天国への階段の一つひとつを、彼女は毎日、買い物で手にしているという揶揄している歌です。
日本人としては英語の歌詞がそもそもミステリアスなので、いつまでもミステリアスに感じますが、実際の内容や意味はたいしたことも、暗示もないです。他のサイトの解釈では内容に深い暗示があるように捉えているものがありますが、英語をそのまま訳せば、そんなこともないとわかります。
「そうであってほしい」という気持ちはすごくわかります。
中学生でこの歌に出会い、どんなミステリアスな世界を歌にしているのかと、自分の想像力でこの歌は変化してきました。
その素晴らしい解釈を変えたくない。
でも今、少し乾いた気持ちで、昔夢中になったこの歌と付き合ってみると、また違う魅力が出てくるかもしれません。
後半は「希望」が書かれていて、「私達」は堅実な道を選び、誰もが途中で選択できるのだということを謳っています。
光るものはすべて黄金だと確信している女性(淑女)がいる
そして、彼女は天国への階段を(一段ずつ)買っている
彼女が知る場所(※深い意味はないです)へ着いたら、もし店がすべて閉まっていても
言葉ひとつで、来た理由となるものを得ることができる(目的のものを得ることができる)
そして彼女は天国への階段を買っている(今、階段を1段買っているという意味です。未来ではありません)
壁にはサインがあるが、彼女は確信を得たい
時に言葉は二つの意味を持つからだ
小川の樹に、さえずる小鳥がいる
時に私たちの考えすべてが不安を起こさせる
そして彼女は天国への階段を買っている
それは私を不思議な気持ちにさせる(その女を見て、いったい何なのかと思ってしまう)
西を向くときに生まれる感情がある
そして、私の魂は離れたがって(出発したくて)泣いている(単に「旅立ちたいと思うときがある」という程度の意味)
頭の中では、私は木々を通る煙の輪(複数)を見ている
そして、立ちながら見ている人々の声
そして囁かれる 「そろそろ我々全員であの調べ(笛吹きのこと)を頼めば」と
そして笛吹きは、我々を論理的に思考できるように導いてくれる
(※ハーメルンの笛吹き男と少しかかっている 笛の演奏を全員で頼めばいい)
そして新しい日は、長く立っていたものたちのために明け
その森に笑い声がこだまする
もし生け垣の中がざわついていても、不安を今は感じないで
それはただ、5月祭の少女(5月祭の女王に選ばれた少女)を迎えるための春の大掃除
そう。そこには君が行ける小道は二つあるけど、結局
君がいる道を変える時間はまだあるのだ
君の頭の中ではハミング(もしくはハチドリ)していて、その音が離れない
笛吹きが君に参加するように呼んでいることを君が知らない場合は
ディアレディ。風の吹く音が聴こえないか?
君の階段はさわさわと吹く風の上にのびていると知っていた?(横たわっている)
そして私たちは道をくだるにつれて(階段にのぼらず、道を下っていく)
私たちの影は魂よりも高くなる(自分自身が成長していく)
ほら、私たちみんなが知る女性が歩いている
白い光を輝かせ、それ(どのようにゴールドに変わるのか)を見せたい彼女
どのようにすべてがゴールドに変わるのか
そして、よくよく聴けば
ついに調べが聴こえてくる
みながひとつになり、ひとりがみなになるとき
岩となり、転がらず
そして、彼女は天国への階段を買っている
後半の意味はこんな感じです。
頭の中が混乱してきて、どこに向かえばいいかわからなくなってくると、正しい道に向かいたいと願う
そう願って贅沢をせずに真面目に待っている人に、いつか道は開ける。
本当にその道でいいのか不安になるけど、不安にならなくていい。
今までの頭の中を掃除するために、ちょっと不安になっているだけ。
お金で買う天国という虚無に行く道もあれば、堅実な道もある。
まだ君は選べるんだ。
君の頭の中は混乱していて、笛吹きの声さえ聞こえない。
一方で私たちは道を下り、人として成長していくのだ。
馬鹿な彼女が向こうを歩いている。
笛吹きの調べも聞こえるはずなのに、聞こえないのか。
道を下る私達は一緒になる。
一枚岩となり、転ぶことなく。
そして彼女はまた一段、階段を買うのだ。
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