80年、うらびれた町を歌ったアレンタウン、歌詞の意味。

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82年の「ナイロン・カーテン」におさめられているビリージョエルの「アレンタウン」。
アメリカには今に限らず、昔から負の一面があって、映画ではよく暗い田舎のアメリカが描かれてきました。その暗さが結構好きだったりするのですが、彼のこの歌にはその良さがあるような気がします。曇り空のアメリカ田舎町。
アレンタウンはアメリカ、ニューヨークのマンハッタンから西へ140キロ、ペンシルバニア州の3番目の都市で、人口はおよそ10万人。歌詞に出てくるベツレヘムは東にある隣町です。
ジャージーショアというのは、ニューヨークの南に200キロにも及ぶとにかく長い海岸のこと。ビーチは白砂で美しいです。USOは軍のさまざまなサービスを担当する団体。
この歌はそのUSOで出会った退役軍人の町で、炭坑が閉じ、すっかり変わってしまった町を描いています。
炭坑の悲哀を感じたこの町も、戦前には同じようにシルクの工場で栄枯盛衰を味わっています。
今はそれなりに娯楽施設もある普通の幸せな町のようです。
歌の冒頭の音は、2003年まで営業をしていたベツレヘム製鉄所の鉄をプレスする音。
ちなみにコードだとCCEmEmです。
このころの社会問題を歌ったビリージョエルの歌声は本当に素敵です。
映像はオフィシャルではなく、実際にアメリカの製鉄風景で作られたもの。
以下、アワライ直訳です。
Well we’re living here in Allentown
俺たちはアレンタウンに住んでいる
And they’re closing all the factories down
工場はすべて閉鎖
Out in Bethlehem they’re killing time
ベツレヘム製鉄所の外では誰もが暇をもてあまし、
Filling out forms, standing in line
求職の申し込みに並んでる
Well our fathers fought the Second World War
父親たちは第二次大戦で戦った
Spent their weekends on the Jersey Shore
週末はジャージーの海岸で過ごし
Met our mothers in the USO
USOで母親たちと出会い
Asked them to dance, danced with them slow
ダンスを申し込んで、ゆったりと踊ったのだ
And we’re living here in Allentown
そして俺たちはここアレンタウンに住んでいる
But the restlessness was handed down
不安は人から人へひろがり
And it’s getting very hard to stay
住みづらくなっていく





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