ステイシー・アーバインという17歳の少女が倒れ、病院に運ばれた。
息もできなくなるほどの症状になった彼女には、以前から医師が警告をしていたという。
問題だったのは、彼女の食事。
実は、彼女は野菜も果物も一切食べず、チキンナゲットとチップスばかり食べていたのだ。
15年におよぶチキンナゲット中毒のせいで、彼女は貧血をたびたび起こし、舌は炎症。
体は慢性的なビタミン不足になっていた。
英バーミンガムに住む彼女がナゲットにハマったのは、2歳のとき。マクドナルドでチキンナゲットを食べて以来、夢中になった。
それ以来、他のものは食べられなくなり、母親は数年前に説得をあきらめる。
栄養博士によると、彼女のような症状は稀で、おそらく鉄、カルシウム、ビタミンなどが不足しているだろうと考えている。
また、野菜や果物をとらないため、心臓病や癌のリスクも増大している可能性がある。
病院に運ばれた彼女は一命をとりとめたものの、今後食生活を改善できるかどうかは彼女にしかわからない。
ナゲットにはおそらく中毒性のある脂が含まれているだろうし、20ピース食べても成人標準カロリー(2000カロリー)の半分、926カロリーにしかならない。彼女にとってはダイエットフードなのだ。脂肪に関しては一日の推奨摂取量である56gをわずかに上回る58g。
しかし、彼女の食生活はまるで「ア・ヘルス・タイムボム」。自分の体に時限爆弾を仕掛けているようなもの。
このまま続けていれば血圧は上がり、免疫システムは確実に弱くなっていく…。
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