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ジュリエット・グレコの歌を、ただ聴いてみる

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タイトルを聞かずにただ彼女の歌を聴いていると、何か悲しい事件や出来事に対して歌っているような感じで切ないです。
実際は「聞かせてよ愛の言葉を」というタイトル通りで、ラブソングです。
ただのラブソングですが、こんなにも哀愁を感じさせるのはなぜでしょうか。
彼女はコルシカ島出身の父と、レジスタンス活動家の母との間に生まれました。
母方の祖母に育てられながら、レジスタンス運動に巻き込まれていったという過去があります。
圧倒的な「人生の悲しみ」のようなものを知っている人なのかもしれません。

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