料理店で誰かがロシア民謡を歌い出したのが歌声喫茶のはじまり。
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由紀さおり主演「新宿・歌声喫茶の青春」は、昭和30年に新宿にオープンした歌声喫茶をモデルにした舞台。芝居ではその店の名を「トロイカ」としてますが、これは歌声喫茶だけで流行っていたロシア民謡だそうです。
そもそも、昭和25年頃に新宿の料理店でロシア民謡を流していると、自然と客が歌い出したのがはじまりとか。
ちなみにこの曲は、地主に恋人をとられた想いを歌ったもので、原曲は非常にうらめしいものです。
トロイカとは三頭ほどの馬を使った馬車ですが、恋人をとられたのはこのトロイカを扱う人(馭者)。
日本では劇団カチューシャによって、戦後の日本を明るくする歌詞バージョンが誕生。
それが今に伝わっています。
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