「世界ウィット遺産」(再放送)で先ほど紹介されたゴディバの名前の由来ですが、あれはイギリス、コベントリーの話です。
小さいすてきな町です。
11世紀、領主レオフリック伯爵の悪政に苦しむ住民を見かねて、妻ゴディバが税を軽くするようレオフリックに懇願しました。
レオフリックは妻に言い放ちます。「もし、一糸まとわぬ姿で馬に乗り、町をまわるなら悪政をやめよう」
レオフリックは当然、妻はそんなことできないと思っての発言でしたが、ゴディバは悩んだ末、聖霊降臨祭の次の金曜日に町に出ることを決意します。
住民は彼女の意志に心を打たれ、その日は家に閉じこもり、カーテンを閉めることにしました。
ゴディバはその日に、白馬に乗り、誰もいない町を裸でまわったそうです。
チョコレートの「ゴディバ」は、彼女の自己犠牲の精神をたたえたものです。
Similar Posts:
- None Found