クラクフの旧ユダヤ人居住区にユダヤ文化再評価の動き
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ポーランドではユダヤ人の残した遺産の再評価が高まっていて、反ユダヤ主義も減少傾向にあるとガーディアンが伝えています。
クラクフのカジミエジュではレストランにヘブライ語を見ることができ、安息日の食事もユダヤ人の幼稚園もあります。
ポーランドはかつてヨーロッパでユダヤ人を擁護し、繁栄しましたが、第二次世界大戦時にはナチスの強制収容所の舞台となりました。
今はその負の遺産を払拭したいという思いもあってか、ユダヤ人の音楽の祭典、芝居、映画などの文化イベントが多く開かれるようになっているようです。
観光局としてはいつまでもアウシュビッツを観光名所にしたいわけがなく、ポーランド自体の魅力や、ユダヤ人の明るい文化の側面に焦点をあて、ポーランドのイメージを変革していく必要があります。
クラクフの人々はこれを「ルネッサンスだ」と言います。
コミュニティセンターには、ルーツを求めて毎日若者が訪れるそうです。
自分の両親がゲットーで暮らしていたことや、出生証明書を見つける…。
つまり、自分がユダヤ人であることを、そのとき若者は確信します。
そして、そのことは誰にも告げずに、ポーランドで生きていきます。
クラクフ中心部から南部のカジミエジュ。かつてのユダヤ人居住区。
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