ミスユニバース日本代表宮本アリアナの米記事とサッカー日本代表。

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http://abcnews.go.com/International/bi-racial-japanese-beauty-queen-fights-online-backlash/story?id=30984407
http://abcnews.go.com/International/bi-racial-japanese-beauty-queen-fights-online-backlash/story?id=30984407

ABCNEWSがミスユニバース日本代表の宮本アリアナについて記事にしている。

「オンラインのBacklashと戦っている」というタイトルだ。

バックラッシュは「反発」という意味。

 

「彼女はアフリカ系アメリカ人とのハーフなので、外国人ではないかという国内の批判がある」(ABCNEWS)

 

この状況に対し、「昔から差別されてきたため驚いていない」とブルームバーグのインタビューで宮本は答えている。

そして、日本では話題になっているとおり、意識改革のために戦うと彼女は宣言している。

 

“Change happens slowly in Japan, but it does happen,”

ブロガーのBrian Ashcraftはこう書いた。「日本で変化はゆっくりとだが、確実に起こっている」。

 

さまざまな人種混合が歴史的に行われてきたヨーロッパや、アメリカ、南米などでは、非常に受け入れがたいニュースだろう。

ヨーロッパでもそういった話題は、どうしてもドイツの純血主義を想起させる。

 

アメリカではハーフもなにもない。

人種という意味では白人系もアフリカ系もチャンスがあり、白人とのハーフである必要がない。

アメリカ人だ。

 

日本でもハーフではない純粋な外国系で、日本国籍の人もいる。

でも、サッカーだと日本代表になる。

ラモス。

ロペス。

 

ミスユニバースの場合、「世界一をとりたいから美しい外国人美女を連れてきて、国籍を取得させる」ということはしないから、成り立ちは確かに違う。

しかし、私はロペスがワールドカップに日本代表に出たとき、少し後ろめたい気がした。

「ロペスは元々日本人ではない」と批判するなんてことはもちろんしないし、実力があって有り難いと思ったからだ。

 

宮本さんの場合も、美しいのなら「有り難い」と思うはずだが、なぜこんなに空気は違うのか。

もし木村カエラや宮沢りえでも、同じような批判は起きるのか。

たとえばロシアとのクオーターである浅野忠信が日本人俳優の代表のようにハリウッドで活躍しても、誰も文句は言っていない。

 

要するに、批判の本質は「アフリカ系アメリカ人」という部分にあるのではないかということだ。

 

そうであるならば、レイシズム以外の何者でもない。

 

 

 

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