カリブ海系インド人移民が始めたお祭りが大人気 NY

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マンハッタンの東にひろがるクイーンズには、カリブ海系インド人移民のエリアなどがあり、おいしいカレーを食べるには最適です。

3月20日の日曜日は、NYで最大級のインド人エリア、リッチモンドヒルでヒンドゥー教のお祭りが行われました。

肌を染料でカラフルに塗って、通りを練り歩くホーリー(Phagwah)という祭り。
おいしいインド料理と飲み物を楽しみながら、ガイアナというヒンドゥー教徒が多い南米の国のインド系移民が集まる楽しい祭りですが、実はインドではこの日にインド大麻を混ぜた飲み物を飲むそうです…。もちろんニューヨークでは駄目ですが(パレードではアルコールも禁止)。

祭りが行われるのは、この時期の満月のあとの最初の日曜日。
宗教的には悪に善が勝ったことを祝うお祭りだそうです。
農業的には春の訪れを祝い、新しい年の豊穣を祈ります。

1990年ごろにガイアナやトリニダードのインド系移民が始めたのがきっかけで、今や北アメリカで最大級のお祭りとなっています。
Phagwahという名前は北米独特のもので、19世紀から20世紀初頭にガイアナやトリニダードなどカリブ海国家に年季奉公に来ていたインド移民がホーリーを祝ううちに、いつしかPhagwahと呼ばれるようになったようです。
ガイアナのインド人は1970年ごろにリッチモンドヒルに移住を始めました。

今後もニューヨークの風物詩としてどんどん話題になっていくはずです。

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