「メッシは巧い」とメディアが伝えるたび、メッシはゴール数を増やしていく
世界最高峰の舞台、チャンピオンズリーグ。
その素晴らしきピッチに立つフォワードにとってみれば、1試合で1点を取ることがどれだけ難しいことか…。
しかし、水曜日の試合でメッシは、一人で5得点も挙げてしまった。
海外メディアはそのレヴァークーゼン戦でのメッシを賞賛。サッカー選手からも「宇宙人」「神」というメッシを形容する言葉があふれ出た。
なぜ他の選手はメッシのようなプレイができないのか。
単純に試合を見ている観客からすれば、あまりにメッシが簡単にゴールを決めるので、難しいように見えない。
まず、レヴァークーゼンのディフェンダーはメッシがボールを受けると脚を出せない。
脚を出してかわされるより、シュートコースを切ったほうがいいと判断する。
するとメッシは横にドリブルする。横にドリブルすれば、必ずわずかなシュートコースが現れる。
次は完璧なコントロールでキーパーのとれないコースにシュート。
他の選手に比べてループが圧倒的に多い。
特に、それ以外のことはない。
しかし、他の選手はなぜか、「脚を出してもボールをとられない」「シュートコースを作るためドリブルする」「正確に打つ」の3つが揃うことがない。
正確なシュートを打てるファンペルシには、ディフェンダーは脚を出す。
たとえドリブルがうまい選手がいても、フィニッシュはメッシほど正確ではない。
日本では香川が同じスタイルでシュートにもちこむので、「脚を出してもボールをとられない」印象をさらにブンデスリーガにイメージさせることが、彼を有利にさせるだろう。
ネイマールも脚を出したくない相手だから、いつかヨーロッパ移籍を果たせばCLでのゴール量産もあり得るかもしれない。
「脚を出しても無駄」という印象。それが知れ渡るほど、メッシ攻略法は地球のピッチ上から消えていく…。
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