米会社が小惑星のメタル資源採掘計画を発表
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宇宙資源は早い者勝ちなのかーー。
石油は自分の領土から採掘するけれども、宇宙の小惑星のメタル資源は到達したものが採掘、販売する権利があるのかどうか。
ガーディアン誌によると、米ディープ・スペース・インダストリーズが、スペースクラフトを小惑星に向けて飛ばせる計画を発表した。
彼らはそこで資源を採掘し、地球で販売するという。
2015年にまず低コストの探査衛星を飛ばし、1年後にスペースクラフトで採掘に着手する。
会長のリック・タミリンソンは、「地球の文明を無限の宇宙に向けて拡大する」と声明を出した。
同じような野心的計画は、すでにグーグルCEOやジェームズ・キャメロンなどが支援しているPlanetary Resourcesも発表している。
今はまだそれらの計画自体を実現不可能とする人も多いが、いつか「この小惑星は俺のものだ」的な争いが発生すると、「宇宙資源に国境はない」といったささやかな夢も打ち砕かれる。
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