世界のつぶやきから見る北朝鮮の挑発と魅惑。
CNNが、なぜ北朝鮮の問題に人々は感心を持ち、惹きよせられるのか、ソーシャル・メディアの言葉から読み解こうとしている。
まずはアラブの春を経験したアラブの人々から
@Nawara Nagm: ” North Korea will hit the US, and the whole world will explode, and we will all die and get rid of (Egyptian President Mohamed) Morsy. Thank God.”
北朝鮮はアメリカを攻撃する。そして世界は暴発し、私たちは死ぬ。モルシ(エジプト大統領)もね。サンキューGod。
@Ziyad: “I only fear that North Korea will be defeated and we will carry the burden of Korean refugees.”
僕はただ怖いよ。北がやられて、難民問題が発生するのが。
リビア人から
I’m libyan, and know very much what the war means !! , it starts so easy , with shouting and pretending courage, and ends with blood and tears.what hurts is : nobody wins !!!!!
僕はリビア人だ。そして、戦争の意味をよく知っている。最初は簡単さ。叫んで、勇気があるふりをすればいい。そして最後は血と涙。傷ついたのは…勝利者なんていない。
楽しむ意見というか、ギャグにするポストも多い。
#NorthKorea and its nuclear threats are becoming like that one#Facebook friend that always threatens to delete thier account. .Lol#GoToBed
北の核の脅しはあれみたいになっちゃったわね。フェイスブックからアカウントを消去されると怯える友達みたいな。(笑)
※やるやると言ってやらないという意味
米コメディアンのアルバート・ブルックス
It’s time for Dennis Rodman to put on his prettiest dress and get back over there.
デニス・ロッドマンが最高に可愛いドレスを着て戻る時が来た。
You don’t see a lot of tall dictators.
背の高い独裁者っていないね…
あるアメリカ人は
What do we learn about ourselves when Dennis Rodman is our only hope? “Save us, Dennis Rodman, you’re our only hope.”
デニスが最後の望みだと知ったとき、我々は我々から何を学ぶのだろう。「救いたまえ。デニス・ロッドマン。あなたは唯一の希望だ」
Being able to launch a nuclear attack is one thing, being able to survive a retaliation on that tiny island of theirs is another. It is either this is the biggest bluff ever or this little dictator has gone stark raving mad!
核攻撃ができることはひとつ。そして彼らが報復から生き残るができることはもう一つ。
どちらもこれはおおぼらか、あの小さい独裁者は狂ってしまったってことだ。
He has said he is going to attack the UNITED STATES OF AMERICA with nuclear weapons! Can you even imagine the stupidity? The USA with nuclear weapons! He has no understanding, no comprehension of the POWER of the magnitude of destruction that will wipe out North Korea. He does not understand our capibilities and defenses. How could he be such a fool?
彼はアメリカを核で攻撃するって言ってるぞ! こんなばかげたことを想像できるか?
アメリカは核を持ってるんだぞ! 彼は理解していない。 北を一掃するほどの破壊力があることをまったく理解していない。彼は俺たちのディフェンス能力を理解していない。なんでこんなに彼は馬鹿なんだ?
韓国の学生は「Korea will NEVER have a war 半島に戦争は絶対に起こらない」とiReportに投稿した。香港に住んでいて、世界の友達から電話が殺到しているらしい。
「大丈夫?」と聞かれるたびに、「大丈夫。死なないよ」と落ち着いて言うのだ。
韓国系アメリカ人の活動家ドミニカ・リムは、戦争が起きる可能性はなさそうだと考えつつ、「絶望的でも無関心であるわけにもいかない」と国際コミュニティに警告している。
“The regime will eventually fall, perhaps a long, long time from now, but it will,” she said. “And no-one will be able to expect when and how. As we have seen in history, revolutions spring unexpectedly.”
政権は少しずつ崩壊していくだろう。これから長い時間がかかるかもしれないが、いつかかならず。誰もいつか、どうやってかは予測できない。歴史で見てきたとおり、革命は予期せぬときに起こるのだ。
最後はソウルに住む脱北者から。
Give freedom to people in North Korea, but not its regime
クリックするとiReportによる彼の長い話が登場する。
その前に、彼の主張は「北に最も必要なのは情報で、国際社会はただ食べ物を送ればいいというわけではない。政権は決して変わらず、自由を与えない。北の脅しの多くはレトリックだが、国際社会は核拡散の危機に解決策を見つけなければならない。絶えず強いメッセージを送るべきだ」というもの。
本文では、
・今回の核の脅威はより深刻だ
・朝鮮半島で解決しなくてはならない唯一の問題ではないが、この危険な状況を終わらせるためにできることはたくさんある
・言論、表現と移動の自由など基本的人権を持たない2300万人がいて、恐怖政治に圧迫され、刑務所のようだ。
・国際社会は北の人権侵害についてプレッシャーを与えるべきだ。
・情報を与えれば、国民は自分で本当と嘘を判断できる。北の人々の生活が向上すれば、北から核の脅威は消える。
それが政権が最も心配することだ。
と書かれている。
どちらが先に手を出すにせよ、武力で政権を倒すのか、それとも人々に情報を与え、生活を向上させ、今の中国のように発展させるのか。
国際社会はどちらの道を選択するのだろうか。
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