日本対イタリア戦 選手とザックに考え方の相違か。
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日本はまるでスペインのように執念深くポゼッションしていた。
ブラジル戦とは違い、イタリアをあしらうようにパスをまわしゴールに近づいていた。
むやみにシュートを打たず、じっと我慢していた。
スペイン対ウルグアイ戦でも見たのか。
相手選手二人の間にパスを通すという、スペインのようなパスが随所に見られた。
一進一退。
しかし後半、ザックはハーフナーを投入した。
ボールを放り込めといわんばかりに。
右サイドに入れたのは酒井。
サイドからハーフナーへという図式は明確ではあった。
スコアは3対3。
イタリアは走力を失い、日本は攻め続けた。
しかし、ボールをキープできない、もしくはポゼッションの意識のない酒井はミスを連発。
無駄なパスを出し、ボールを失い続けた。
最後はボールを見続けた酒井がフリーのジョビンコをカバーできず、失点。
酒井からハーフナーへ。という図式も見ることはなかった。
はたしてザックに、ポゼッションを高め、ボールキープ力の高いメンバーでゴールに近づき、パスで相手を翻弄するという考え方はあったのか。
ポゼッションのキモは、リードされていても、リードしていても、どんな場合でも同じようにボールをキープする。ということであり、戦い方を変えないところがポイントで、本田も香川も最後までその姿勢が見られた。
一方でザック采配はハーフナー。
3点目が遠藤のフリーキックから岡崎だったので、同じような風景を夢見たのかもしれないが、ポゼッションを高めるような采配ではなかった。
選手同士のミーティングがあったらしいが、いったいどういうことなのか。
ザック。
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