「アメリカ」という名を記した最初の地図がドイツで発見される
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ある古い世界地図が見つかった。
ドイツのミュンヘン大学に保存されていた、1507年頃の世界地図。
マーティン・バルトゼミューラーという男性が作成したものだった。
この地図の発見は火曜日に発表されたものだが、人々が注目にしたのには理由がある。
この部分だ。
いびつな形をしている大陸だが、これは紛れもなくアメリカ大陸。
そして、「アメリカ」と表記されている。
実は、「アメリカ」と記された地図としては、このドイツの地図が最古となる可能性があるのだ。
名前の元となったアメリゴ・ベスプッチはフィレンツェ出身の探検家。1497年から4度ほど新大陸へ航海し、コロンブスより先の1491年に大陸を発見したと嘘をついた。
そして、アメリゴという言葉の女性形である「アメリカ」を大陸の名とした。
嘘がばれたころには、「アメリカ」大陸の名は定着してしまっていたという。
この地図を作ったマーティンは、まさにその嘘を信じてしまっていたことになる。
大陸名として後世に名前を残すという名誉を逃したのはコロンブスだったが、彼は発見した大陸をアジアだと思い込んでいたので、仕方が無い部分もある。
地図は16世紀のジオメトリーの本にあったが、司書たちはその存在に気づくことはなかった。
図書館長はそれをまるで「眠れる森の美女」と表現した。
ところで、この地図の日本部分はどうなっているのだろうか。
残念ながら、日本列島らしきものはない。右の離れた島がそうなのだろうか…。
もしかすると、上側にあるのが朝鮮半島なのかもしれない。
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