重力マップを調査した衛星が月に激突。
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地球には地域ごとに重力差があり、たとえば北海道と沖縄では北海道のほうが重力が大きいらしい。
NASAの衛星グレイルは、その重力マップを月で調べていた。
グレイルがもたらした月の高解像度の重力マップは、火山地形や盆地などの地形の詳細を明らかにした。
2011年に打ち上げられたグレイルは、2機の衛星が同じ距離を保って月を周回してきた。
その距離の微妙なずれによって、重力差を計るという。
そして、グレイルはついに役目を終えた。
最後は月の山に激突し、17日のGMT22時30分、通信は途絶えたという。
大きさは洗濯乾燥機サイズ。ゴールドシュミットというクレーターの近くだった。
これは地球の重力マップ。赤が高く、青が低い。
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