チェルシーの期待のキーマンであるアザールが危機的状況にある。
警察は彼のボールボーイへのキック事件について暴行容疑で調査を開始した。
ボールボーイの名前はチャーリー・モーガン(17)。なんと、大富豪マーティン・モーガンの御曹司だった。
彼は連日豪華な暮らしの写真をアップしている。車、シャンパン、ラスベガス旅行、iphone5、賭け事のチケット…。
マーティン・モーガンは高級ホテルであるモーガンホテルのオーナー。息子には贅沢をさせている。
ただし、蹴られてしまった彼について、非難の声も上がっている。
実は、試合前に600人のツイッターフォロワーに対し、「needed for timewasting 時間稼ぎが必要だ」とつぶやいていたのだ。
試合は前節でスウォンジーが勝っていたため、チェルシーは焦っていた。
後半になっても0-0のままで、このままでは敗戦が濃厚だった。
もしスウォンジーの選手が時間稼ぎ行為をすればイエローカードが出される状況だった。
その緊迫した状況で、ボールボーイだった彼はボールを抱え、アザールがボールを取りに来るとボールを抱え込んでうずくまった。
そしてボールを渡そうとしなかったため、アザールはボールを蹴って奪おうとした。
それが彼の脇腹あたりに当たってしまったとされているが、真相は明らかはない。
本人は「ボールを蹴ったと思う。少年ではない」とコメントしている。
インターネットでは包帯をした入院患者の写真を「チャーリー・モーガンだ」と嘲笑し、歌手はリリー・アレンはその写真に「かわいそうなボールボーイに祈ってください」とツイート。
スウォンジーファンの女優ジョアンナ・ページの「12番目の選手に感謝」というツイートに、誰かが「時間稼ぎをしてスポーツマンシップを汚す行為に…。あなたの肋骨が折れればいいのに」と皮肉ツイート。
脇腹を痛そうに抱えているのが演技だとしたら、その非難は一層激しくなるだろう。
※本人は怪我をしていません。
アザールが試合後に語ったコメント
The boy put his whole body onto the ball and I was just trying to kick the ball and I think I kicked the ball and not the boy.I apologise.
ボーイはホールを全身で抱え込んだから、ボールを蹴り出そうとした。ボールを蹴ったのであって、少年を蹴ったのではない。誤ります。
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