IRSスキャンダルで長官辞任。オバマ「許せない行為」
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オバマ大統領の選挙期間中に、陣営への攻撃姿勢を強めていたある保守派ティー・パーティ。
彼らに対し、税を管理するIRS(内国歳入庁)が、管理態勢を厳しくしていたことが明らかになり、オバマ政権を揺るがしている。
この騒ぎで水曜日、長官スティーブン・ミラーは辞表を提出。
大統領は「アメリカ人は怒る権利があるし、私も怒っている」と記者に答えた。
当初は、シンシナティの職員が独断で行ったこととされていたが、14日のワシントンポストは、ワシントンの事務所を含む二カ所が関与していたことを明らかにした。
大統領は13日に「保守党だけをターゲットに厳しくしたのなら、言語道断」とコメント。真相解明に力を尽くすことを誓った。
ターゲットにされたのは、「ティー・パーティ」「愛国者(patriot)」といった名前が入った団体。
問題が起こった当時、IRSの長官だったのは、ブッシュ政権下で任命された人物。ミラー氏は長官代行だったため、民主党は彼の辞任は時期尚早としている。